ビジネスプロフィール写真が好印象になる・悪印象になる加工教えます

はじめに

プロフィール用に撮影したビジネスプロフィール写真の仕上がりが

• 「何となく暗い」
• 「思っていたイメージと何か違う」
• 「なんかブスに写っている気がする…」

そんな印象を持ってしまうことがあるかもしれません。
とは言え撮り直すのが現実的ではない場合、写真にわずかなレタッチや修正を加えることで、パッとしなかった写真が、シャープでひきしまったビジネスにふさわしい写真に変わることもあります。
ビジネスプロフィール写真は、あなた自身や会社のビジネスチャンスを広げ、企業価値を高めるための重要なブランディングの一つ。一枚の写真から伝わる印象は、主役となる人物の意気込みや姿勢だけではなく、仕上がった写真への加工によっても大きく変わります。

この記事ではビジネスプロフィール写真のイメージアップになる加工、反対に悪印象になってしまうNGな加工例を紹介するとともに、ビジネスプロフィール写真で重要な5つのポイントを説明していきます。

ビジネスプロフィール写真の加工・修正はしても大丈夫？

仕事の依頼先を探したり、新しいビジネスの可能性を探る時、ネットを活用することが当たり前の時代となりました。
検索する側はあなたやあなたの企業のウェブサイトだけではなく、他の多くのライバルや競合となるサイトと比較し検討することが考えられます。
企業やビジネスの顔となるプロフィール写真に重要なのは、見る人の印象に残り、他と比べて「この人なら安心して仕事を依頼できそう」と思ってもらうことです。
プロフィール写真に自信がなかったり、ウェブサイトの閲覧数は多いのにお問合せにつながらない、などの悩みがあれば、プロフィール写真を少し手直してみることで改善する可能性もあります。
SNSやホームページに限らず、会社案内やチラシに掲載するプロフィール写真にも同じことが言えるでしょう。
過度な修正・加工はするべきではありませんが、節度を保った適切な加工で理想に近い写真に仕上げ、企業のイメージアップ、顧客にアピールすることも戦略の一つです。
ここからはビジネスプロフィール写真においてOKな加工例、NGな加工例を具体的に紹介していきます。

ビジネスプロフィール写真でOKな加工の例

写真の明るさをより明るくする

写真の明度を上げるのは最も一般的な写真加工と言えるでしょう。
全体の明度を上げることで、明るく清潔感のある印象に変わります。
また、撮影時の光の当たり方で顔にできる影や、目の下のクマなども明るさを補正することで目立たなくします。
撮影時にたまたま体調がすぐれず顔色が冴えない場合、女性はメイクのノリがよくなかった時も写真の明度を上げることで顔色のトーンをアップさせ、いきいきとした表情を作り、明るい雰囲気に仕上げることが可能です。

シミやそばかすの顔の気になる箇所を隠す

写真加工によって、気になるシミやソバカスを消したり、目立たなくすることもできます。
また、シワを薄く見せる、毛穴を目立たないようにする補正もレタッチで可能です。
女性も男性も、明るく滑らかな美肌へ補正することで、若々しく清潔感のある印象になります。

アホ毛・おくれ毛・白髪を消す

撮影前にバッチリ整えたつもりのヘアスタイルも、出来上がった写真ではアホ毛やおくれ毛が出ているとだらしない印象に見えてしまい、ビジネスプロフィール写真としては気になるものです。
整った髪は見る人に「仕事ができそう」、「信頼できそう」な印象を与えます。
細かいところですが、放置せず修正しておきたいポイントです。
アホ毛やおくれ毛、白髪が気になる場合は、消したり目立たないように加工することで、若々しくひきしまった印象にイメージアップできるでしょう。
またひげが濃い場合、不健康そうで、何となく信用できないイメージを持つ人もいるので、ビジネスシーンではマイナスにもなりかねません。
ひげが気になる男性は隠したり、目立たないようにする修正は問題はありません。
むしろ、清潔感がアップし、見る人に誠実さを印象づけることもできるでしょう。

顔や背景、服装の影・シワを消す

屋外やオフィスなど、写真スタジオ以外で撮影した場合、背景に他の人や物、影などが映り込んでしまうことがあります。
人物が主役であるプロフィール写真は、主役を引き立てるためにも影や不要な物を消しておいた方が良いでしょう。
また、光の当たり具合によって顔や衣服にできてしまった影やシワも、レタッチで自然に消すことができます。
顔の影を消すことで、健康ではつらつとした表情に変わる効果もあります。
衣服にできた影やシワを消せばパリッとして清潔感もアップ、きっちりと仕事をしてもらえそうな好印象を与えることができます。

ビジネスプロフィール写真ではNG！印象を悪くする加工の例

顔のパーツの大きさを変える

例えば目の大きさや鼻の形にコンプレックスがあったとしても、目を大きくしたり鼻を高く見せるような加工はNGです。
技術的にはもちろん可能ですが、あくまでもそれは遊びや個人で楽しむレベルで、ビジネスの場においては不適切です。
写真加工で別人に見せたとしても、その後の取引や交渉の場に良い影響をもたらすことはなく、意味をもたないでしょう。
写真加工やレタッチはあくまでも細かい部分を修正・補完し、写真からうける人物のイメージをアップすることが目的です。

顔の輪郭や首の高さなどを変える

顔の大きさや形、首の長さを変えるなどの修正は、その人本来の体形を変えてしまうことになり、不自然な印象を与えかねません。
全体のバランスがとれなくなってしまう上、仮にうまく加工できたとしても、実際に会うシーンになった場合、写真との違いに相手に違和感を与えマイナスなイメージになるでしょう。

ビジネスプロフィール写真でルックスはそれほど大事じゃない

ビジネスプロフィール写真において、実はルックスはそれほど重要ではありません。
美男美女が有利であるのは確かですが、ビジネスにおいてはそれよりも重視すべきポイントがあります。
ビジネスプロフィール写真を撮影する時に特に気を付けるべきなのは、

です。
この人に仕事を任せられるか、この企業と取引を進めて良いかを判断する時、第一印象がその後のイメージに大きく影響する場合もあります。
ここからは、ビジネスプロフィール写真で重視すべき5つの項目について、具体的にお伝えしていきます。

重要なこと1：服装

プロフィール写真は将来の顧客や取引先の方が目にするものなので、ビジネスの場にふさわしい、フォーマルな服装であることが望ましいです。
SNSに掲載する写真や、業種によっては少しカジュアルな雰囲気を出しても良いですが、ラフ過ぎたり、だらしない服装では仕事に対する本気度を疑われてしまうこともあります。
実際にお客様に会うシチュエーションを想定し、相手に失礼とならないきちんとしたマナーのある服装で撮影をしましょう。
男性ならスーツにネクタイのビジネスコーデ、女性の場合もスーツスタイル。カジュアルな職業の場合はスーツスタイルの他に、フォーマルなワンピースなどが好ましいです。

重要なこと2：髪型

髪型はその人のイメージを左右する重要な要素です。
ビジネスプロフィール写真では、そのまま取引先や新しいお客様に自信をもって会うことができる、清潔感、信頼感を与える髪型に整えておきましょう。
男女別におすすめの髪型を具体的にあげておきますので参考にしてみてください。

ビジネスプロフィール写真における男性の髪型について

ビジネスプロフィール写真においてふさわしい男性の髪型は以下がおすすめです。

茶髪は男性は「チャラい」と思われやすいため、ビジネスプロフィール写真の撮影時には避けた方が良いでしょう。詳しくは以下の記事を読んでみてください！

ビジネスプロフィール写真における女性の髪型について

ビジネスプロフィール写真を撮影する前に知っておいてほしい、女性におすすめの髪型は以下の通り！

女性は茶髪NGとは言いませんが、 明るすぎる髪色はNGです。髪色をどうしても明るいまま撮影したいという方は、メイクは服装でキリッとビジネスマンとしての信頼を担保できるよう、施す必要があります。

重要なこと3：背景選び

人物が主役となるプロフィール写真の背景は、できるだけ他の要素を入れない無地が望ましいです。
服装や洋服の色に応じて白または薄いベージュや淡いブルー、グレーなどがおすすめです。
無地でない場合は、オフィスやその人の職業をイメージさせる背景や要素が入っているものでもよいでしょう。
ただし、あまりたくさんの情報が入っているより、スッキリとして人物がメインとなるようバランスのとれた背景であることが大切です。

重要なこと4：表情

相手にどんなイメージを伝えたいかによって、プロフィール写真の表情にも工夫が必要です。
自然な笑顔は明るく優しいイメージ、穏やかで落ち着いた印象や安心感を与えることができます。
また、キリッとした表情からは知性、仕事への熱意や進撃さ、できる大人のイメージを与えることができるます。
穏やかで身近な感じ、シリアスでプロフェッショナルな感じなど、あなたのビジネスのターゲットや顧客に与えたいイメージによって、表情やポーズは複数のパターンで撮影することをおすすめします。

重要なこと5：清潔感

仮に高いブランドのスーツを着ていても、シワやヨレ、ほこりや汚れがついていては清潔感に欠け、この人に仕事を任せようという気持ちにはならないでしょう。
また、サイズ感があっていないスーツは野暮ったく見え、若々しさに欠けてしまいます。
スーツは自分に合ったサイズで着こなすことで、安定感や仕事ができるイメージを相手に印象づけることができます。
また、髪型は誰が見ても清潔感のある髪型に整えましょう。
男性なら前髪や襟足が伸びすぎていたり、寝ぐせがついたままの髪の毛はもちろんNGです。
女性の場合も明るすぎる髪色や、しっかりと巻いた髪も派手な印象を与えてしまうため、ビジネスプロフィール写真としてはおすすめできません。
伸ばしかけの髪はまとめるなど、顔周りをすっきりと見せることで清潔感を与え、好感度がアップするでしょう。

ビジネスプロフィール写真を加工するならレタッチプランのあるスタジオで撮影する

最近ではスマホで写真加工ができるアプリもあります。
明度の調整や、小さなシミやシワを隠す程度なら、素人でもできないことはないですが、アプリでは限界もあり、不自然な仕上がりになることもあります。
髪の毛などの細部の補正や、背景のトリミングなど高度な修正はプロの技術に任せるのが確実で自然な仕上がりとなります。
写真の加工やレタッチプラン、オプションを用意しているフォトスタジオもありますので、撮影前に確認をしてみると良いでしょう。
フォトスタジオで撮影すればビジネスシーンに適した背景、撮影時のライティングや表情、ポージングのアドバイスまで、トータルで安心してお任せできます。
ビジネスの顔となる重要なプロフィール写真はフォトスタジオで撮るのがおすすめです。

ビジネスプロフィール写真の加工についてまとめ

今回はビジネスプロフィール写真を好印象にする加工、NGな加工をご紹介しました。
ビジネスプロフィール写真で重要なのはイケメンや美人に見せることではありません。
髪型、服装や身だしなみを整え、見る人に清潔感や信頼感をイメージさせることが最も重要です。
一瞬をとらえる静止画の場合、プロのカメラマンの撮影でも出来上がってみると細部が気になったり、隠したい部分が出てくることもあります。
その場合も適切なレタッチや補正を加えることで、よりクオリティが高く、好印象なビジネスプロフィール写真に仕上がるでしょう。
ビジネスや企業の顔といってもよいプロフィール写真は、あらたなチャンスを呼び込む重要なビジネスツールです。
どんなイメージが伝わることが大切なのか、お客さまの立場になりご自身や会社のビジネスプロフィール写真について改めて考えるきっかけとなれば幸いです。