その写真で印象上がる?ビジネスプロフィール写真の注意点を解説
はじめに
皆さんは、仕事のあらゆる場面で使用するビジネスプロフィール写真をお撮りになられましたか?
以前は限られた一部の人だけが撮っていましたが、SNSやWEBサイトが発展し、多くの方が身近に感じるものになりました。
ビジネスで使用する、ということから、
- どこで撮影すれば良いの?
- 服やヘアメイクはどうすれば良い?
- ビジネスプロフィール写真では写真の加工をしても良いの?
と悩まれている方も少なくないのではないでしょうか。
ビジネスプロフィール写真は、クライアントにとってあなたの第一印象にもなります。
写真の撮り方によってその人の印象が左右されるので適当には選べません。
今回は、印象の上がるビジネスプロフィール写真撮影時の注意点を詳しく解説します。
失敗しない写真の撮り方をマスターして、好印象を与えるビジネスプロフィール写真を撮影しましょう。
失敗しないビジネスプロフィール写真の撮り方は注意点を事前に知っておくこと
ビジネスプロフィール写真は、直接仕事に繋がることも少なくないので失敗はできません。
多くの仕事を獲得するためにも、印象の良い写真を撮影することは必要不可欠なのです。
ビジネスで使用する写真といえど、常識の範囲内でしたらルールや決まり事はありません。
しかし、失敗しないためにもいくつか注意点があります。
この注意点を事前に知っておくことで、失敗しないだけでなく、あなたの魅力を存分に引き出した印象の良いビジネスプロフィール写真を撮れるのです。
以下より、ビジネスプロフィール写真の撮影の注意点について解説していきます。
ビジネスプロフィール写真の撮影にまつわる9の注意点
ここからは、ビジネスプロフィール写真の撮影にまつわる注意点についてご紹介します。
ビジネスプロフィール写真の注意点は、主に9つほどあります。
具体的には、
- (1)専門業者以外の自撮りはおすすめしない
- (2)顧客やクライアントが求める人材を知る
- (3)仕事ができる印象に仕上がるようにぼける服は着ない
- (4)撮影を考慮したヘアメイクを施する
- (5)表情は真顔や笑い過ぎはNG
- (6)ポーズは真正面ではなく、斜めがおすすめ
- (7)メガネの中に線が入った写真はNG、入ってしまった場合は撮り直し
- (8)過度な写真加工はNG
- (9)写真はデータで受け取る
という注意点があります。
ひとつずつ詳しく解説していきます。
【1】専門業者以外の自撮りはおすすめしない
ビジネス用といっても、プロフィール写真であることは変わりないので、手軽にセルフタイマーなどの機能を使って自撮りで撮ろう、と考えている方もいるかもしれません。
しかし、基本的には自撮りでビジネスプロフィール写真を撮ることはおすすめできません。
1人で撮影すると表情が固くなってしまったり、仮に撮影した場合に客観的な目で自分の写真を見ることが難しいからです。
自然な表情を引き出すためにも、自撮りはせずに第三者へ撮影の依頼をするのがベターです。
また、人によっては会話しているナチュラルで自然な印象を与えるプロフィール写真がご希望の方もいるでしょう。
そんな語りかけているような写真は、実際に会話している中で本人が気付かないうちにシャッターを切られていることが多いので、自撮りで撮ろうとするのは難しいです。
【2】自分の業界の顧客やクライアントが求める人材を知る
ビジネスプロフィール写真を撮影する際に、まずは自分の業界の顧客やクライアントが求める人材を知る必要があります。なぜなら、それぞれの業界や役職によって求められる人材が変わります。
例えば、経営者や管理職、弁護士などは頼りがいのあるしっかりとした人材が、チームで活動することの多い業界からは、協調性のある親しみやすい人材が求められるでしょう。
プロフィール写真から求める人材であることを感じさせることで、クライアントの目に留まり、声がかかりやすくなります。
声がかかりやすくなることで、仕事に繋がることも少なくないでしょう。
そのため、自分の業界が求める人材をリサーチし、その人材に合わせた見た目や雰囲気のプロフィール写真に仕上げる必要があります。
【3】仕事ができる印象に仕上がるようぼやける服は着ない
ビジネスプロフィール写真は、
- 仕事ができそう
- 信頼できそうなので仕事を任せられそう
- この人と一緒に仕事をしたら楽しそう
- アイデアの引き出しがたくさんありそう
などといった仕事ができる印象に仕上げなければいけません。
仕事ができる雰囲気に仕上げるためには、プロフィール写真撮影の際の服装に気を配らなければいけないのです。
具体的には、印象がぼやけてしまうようなふんわりとした服を着るのではなく、暗い色と明るめの色の服を組み合わせたコーディネートがおすすめです。
異なる色合いの服を合わせることで、パキッとした印象に仕上がります。
相手にはっきりとした印象を与えることで、仕事ができる、安心して任せられる、といった印象を与えられます。
【4】撮影を考慮したヘアメイクを施す
ビジネスプロフィール写真を撮影するときには、女性だけでなく男性もヘアメイクをして挑むと良いです。
男性がメイクすることで、
- ■ 肌が綺麗に見えることで、清潔感が出て仕事ができる印象を与える
- ■ 血色がよく見えることで健康的な印象を与える
- ■ 目力を強く見せられるので、頼りがいのあるイメージ
などといったプラスな印象を与えられます。
男性がメイクする場合は、メイクしているようには見えない程度で、ナチュラルな雰囲気に仕上げましょう。
最後に女性も共通しますが、メイク道具は使うアイテムや道具の使い方によって雰囲気が変わります。
そのため、撮影で撮りたい向きや光の加減といったイメージに合わせて、アイテムの種類を変えると良いです。
写真スタジオによってはヘアメイクをしてくれるところもあるので、自分で上手くできるか不安な方は、プロに頼ってみるのも良いでしょう。
【5】表情は真顔や笑い過ぎはNG
写真の雰囲気やその人の印象を大きく左右するため、ビジネスプロフィール写真に写る表情にも注意しましょう。
悪い印象を与えてしまう真顔や笑い過ぎた表情はNGです。
真顔ですと、相手に怖くてとっつきにくそうなマイナスな印象を与えてしまいます。
また、笑い過ぎた表情では下の歯や歯茎、口の中まで見えてしまい品のない印象を与えるだけでなく、幼く見えてしまうためクライアントからビジネスパートナーとしてふさわしい相手と認識されません。
ビジネスプロフィール写真を撮るときには、「口を閉じて微笑む」「適度に歯を見せた笑顔」といった表情で写ると良いでしょう。
ビジネスパートナーとして相手に好印象を与えます。
【6】真正面の証明写真ポーズより斜めがおすすめ
ポーズ一つ取っても相手に与える印象が変わるので、適当には選べません。
ビジネスプロフィール写真を撮影するときは、体を真正面に向けるのではなく斜めにずらすことがおすすめです。
なぜなら、体を斜めにずらすことで体の横幅が抑えられます。そのため全体の印象をシャープに見せられるのです。
また、斜めにずらすのは体の左右どちらでも良いわけではありません。
あなたにとって利き顔だと思う方が前に来るように体の向きを合わせましょう。
一般的に人の顔は左右対象ではありません。整って見える方をカメラ側に向けることで、写真写りが良くなります。
そのため、右側の方がきれいに見えるな、と感じる方は右を手前に、左側の方がきれいに見えるな、と感じる方は左側を手前にして撮影しましょう。
【7】メガネの中に線が入っている写真は撮り直し
日常的にメガネをかけている人は、ビジネスプロフィール写真でもメガネをかけて撮影したい、とお考えの方も多いでしょう。
もちろん、ビジネスプロフィール写真を撮影するときにメガネをかけていても問題ありません。
しかしメガネをかけて撮影するときに、光の反射によってメガネの中に線が入ってしまうこともあります。このような光が反射してしまった写真は、あなたの印象の妨げになってしまうので使用できません。
そのため、メガネの中に線が入ってしまった場合は撮り直した方が良いです。
また、写真を撮り直さなくて良いように、照明の位置や顔の向きを調整しながら撮影すると良いでしょう。
【8】顔パーツを変えるほどの過度なレタッチはNG
ビジネスプロフィール写真において、印象を変えてしまうような過度なレタッチはNGです。
具体的には、目や鼻の大きさを変えてしまったり骨格を変えるといった顔のパーツを変えるほどのレタッチを写真はビジネスプロフィール写真に使用できません。
顔のパーツを変えるほどのレタッチをしてしまうと当然、実物との印象が異なります。
実際に会ったときに、ビジネスプロフィール写真とのギャップの違いで相手を戸惑わせてしまう可能性があります。
また、顔の一部を極端に加工してしまうと顔全体のバランスが崩れてしまいます。
本人は満足しても、その写真を見た第三者は不自然な顔立ちに違和感を感じることもあるでしょう。
とはいえ、ビジネスプロフィール写真においてレタッチが全くNGというわけではありません。
写真全体の明るさを調整することで明るい雰囲気に仕上げたり、肌を綺麗に見せるようなレタッチをするなど、印象を変えない程度の適度なレタッチをすることはOKです。
ちなみに、全く手を加えないレタッチなしの写真を使用することも問題ありません。
しかし、撮影に適したヘアメイクや撮影場所、天候などを考慮した上で撮影しなければいけないので、レタッチありきの写真撮影よりも少し手間がかかってしまうでしょう。
【9】ビジネスプロフィール写真の写真データ用意必須
ビジネスプロフィール写真は、いくつかバリエーションのある写真データを準備しておくと良いです。
なぜなら、冒頭でもお伝えしましたが、SNSの普及によって多くの人がビジネスプロフィール写真を撮影する機会が増えました。
そのため、ネット環境化でビジネスプロフィール写真を使用する人も少なくないでしょう。
プリントアウトで1枚しか写真がないと写真をパソコンに取り込んだりと手間がかかってしまいます。
データがあることで使いたいときにすぐ使用できるのです。
また、データを準備しておくことで何度も繰り返し同じ写真を使用できるのもメリットです。
さらに、いくつかバリエーションのある写真データを準備することで、使用する場面に合わせてお好みのビジネスプロフィール写真を使用できます。
全身写真やバストアップ、背景を変えた写真などいくつかのバリエーションを変えた写真データを準備しておくと安心です。
ビジネスプロフィール写真の注意点を知っているプロのいるスタジオで撮影するべし
ビジネスプロフィール写真を撮る際、基本的には自撮りを避けた方が良いとお伝えしましたが、撮影は写真スタジオでプロのカメラマンに撮ってもらうのが良いです。
中でも、ビジネスプロフィール写真について詳しかったり注意点をよく知っているプロカメラマンがいる写真スタジオを選ぶことがおすすめです。
カメラマンによって得意の撮影ジャンルが異なります。ビジネスプロフィール写真に詳しいカメラマンに依頼することで、注意点を考慮しながら撮影してもらえます。
また、ヘアメイクや服装、ポーズなどに対してアドバイスをもらったり相談することもできるので、失敗することなく、魅力的で印象の良いビジネスプロフィール写真が撮影できるでしょう。
ビジネスプロフィール写真の注意点のまとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、印象の良いビジネスプロフィール写真を撮る注意点についてご紹介しました。
ビジネスプロフィール写真撮影において、NGなこと、より印象良い写真に仕上げるポイントなどご理解いただけましたでしょうか。
印象の良いビジネスプロフィール写真を撮影するには、当日のコーディネートやヘアメイク、写真の撮り方だけでなく、数日前から身体のコンディションを整えて肌の状態や体の体調など、ベストなコンディションに整えておくことも大切です。
ビジネスプロフィール写真の撮影について不安なことがある方は、撮影時や撮影の打ち合わせの際にプロに相談すると良いです。
また、撮影した写真の印象で実際に良い印象を与えられるか不安な方は、自分のことをよく知っている同僚の客観的な意見を受けるのもおすすめです。
好印象を与えるビジネスプロフィール写真を撮影し、仕事が増えることに繋がりますことを、心から願っております。