お宮参りに祖父母は参加する?祖父母を呼ばない場合や参加する際の注意点も解説
はじめに
赤ちゃんが誕生して初めて迎える大きな行事といえばお宮参りです。
- 「祖父母も呼んだ方がいいのかな?」
- 「家族だけで済ませたいけど、角が立たないかな…」
- 「祖父母も入れて家族写真を撮りたい」
と悩んでいる新米ママ・パパも多いのではないでしょうか。また、「せっかくの記念写真、どんな服装で行けばいいの?」という疑問を抱えている方もいらっしゃるでしょう。
お宮参りは赤ちゃんの健やかな成長を願う大切な儀式ですが、参加者や準備については意外と迷うポイントがたくさんあります。
本記事では、お宮参りに祖父母を呼ぶべきかどうかの判断基準から、呼ぶ場合・呼ばない場合それぞれの注意点、服装マナー、記念写真の撮り方まで詳しく解説します。
ご家庭に合ったお宮参りの形を見つける参考にしてください。
お宮参りに祖父母は呼ばなくても良い?
お宮参りは、赤ちゃんが生まれたことを産土神(うぶすながみ)に報告し、健やかな成長を祈願する伝統的な儀式です。現代では父親と母親が赤ちゃんと一緒に参拝するのが一般的なスタイルとなっています。
結論から言えば、祖父母を呼ぶかどうかは各家庭の判断で自由に決めて問題ありません。核家族化が進んだ現代では、両親と赤ちゃんだけでお参りするケースも増えています。もともとお宮参りには「必ず祖父母を呼ばなければならない」という決まりはなく、それぞれの家庭の事情に合わせて柔軟に対応できる行事です。
祖父母を呼ぶ場合の注意点
祖父母をお宮参りに招待する際は、参加者全員が無理なく過ごせるよう事前の配慮が大切です。
特に足腰に不安のある祖父母がいる場合は、神社へのアクセスや境内の環境をあらかじめ確認しておきましょう。階段が多い神社や砂利道が続く参道は、高齢の方にとって負担になることがあります。バリアフリー対応の神社を選んだり、車椅子の貸し出しがあるか問い合わせたりしておくと安心です。
また、当日のスケジュールにもゆとりを持たせることが重要です。ご祈祷の時間、写真撮影、食事会と予定を詰め込みすぎると、赤ちゃんだけでなく祖父母にも疲れが出てしまいます。休憩時間を設けるなど、参加者の体調に配慮した計画を立てましょう。
祖父母を呼ばない場合の注意点
祖父母を招待しないと決めた場合は、必ず事前にその旨を伝えておくことが大切です。
何も言わずにお宮参りを済ませてしまうと、「孫の大事な行事に声をかけてもらえなかった」と祖父母が寂しい思いをしたり、後々のトラブルにつながったりする可能性があります。日程を決める段階で「今回は私たち家族だけで行おうと思っています」と早めに伝えておきましょう。
伝える際は、角が立たないよう配慮した言い方を心がけます。「赤ちゃんとママの体調を優先したい」「移動の負担をかけたくない」など理由を添えると理解してもらいやすいです。「お宮参りは家族だけで済ませるけど、その後の食事会は一緒にいかがですか」といった提案をすれば、祖父母も孫との時間を持てて喜んでもらえるでしょう。
お宮参りで祖父母は何をするの?
祖父母がお宮参りに参加する場合、具体的にどのような役割があるのか気になる方も多いでしょう。ここでは代表的な場面をご紹介します。
写真撮影に参加する
お宮参りの記念写真は、家族の大切な思い出として残ります。祖父母が参加している場合、写真撮影では祖母が赤ちゃんを抱っこするケースが多く見られます。
これは昔からの風習で、産後間もないママの体を気遣い、父方の祖母が赤ちゃんを抱いてお参りしたことに由来しています。祖父母にとっても孫を抱いた写真は宝物になりますし、赤ちゃんが成長した後に見返す楽しみにもなります。ただし現代では誰が抱っこしても問題ありませんので、ご家族で話し合って決めると良いでしょう。
神社に初穂料を納める
初穂料とは、神社でご祈祷を受ける際に納めるお礼のことです。祖父母が参加している場合、この初穂料を祖父母が神主さんに手渡すのが通例となっています。それも踏まえた上で、事前に誰が初穂料を用意するか、両家で相談しておくとスムーズです。
初穂料の相場は5,000円から10,000円程度で、神社によっては金額が決められている場合もあります。のし袋は紅白の蝶結びの水引を選び、表書きには「初穂料」または「御初穂料」と記載します。
祖父母のお祝い金の相場はいくら?
お宮参りの際に祖父母からお祝い金をいただくことがあります。一般的な相場は5,000円から10,000円程度とされています。
ただし、金額は地域の習慣やご家庭の事情によって異なりますので、あくまで目安として参考にしてください。お祝い金は金額の多さよりも孫の成長を願う気持ちが大切です。また、出産祝いを十分にいただいている場合は、お宮参りとして改めてお祝い金を渡さないご家庭もあります。
お祝い金をいただいた場合は、内祝いとしてお返しを用意するのがマナーです。いただいた金額の3分の1から半額程度の品物を贈るのが一般的で、お宮参りの記念写真をフォトフレームに入れてプレゼントするのも喜ばれます。
お宮参りに参加する際の祖父母の服装は?
お宮参りの様子は写真にも残るため、服装選びは重要なポイントです。赤ちゃんだけが和装の正装なのに大人が全員カジュアルな洋装では、統一感のない記念写真になってしまいます。
事前にご家族で話し合い、誰がどのような服装で参加するか共有しておきましょう。両家の祖父母で服装の格を揃えることも大切です。一方が礼服でもう一方がカジュアルな服装だと、お互いに気まずい思いをすることがあります。
お宮参りに参加する祖父の服装の選び方
祖父の服装は、お祝いの場にふさわしいフォーマル感を意識して選ぶことが大切です。カジュアルすぎる服装は神社という場にそぐわないため、きちんとした印象を与える装いを心がけましょう。
季節によって服装選びのポイントも違います。夏場は通気性の良い素材を選び、冬場はコートやマフラーで防寒対策をしっかり行いましょう。また、神社では砂利道や階段を歩くことも多いため、歩きやすい靴を選ぶなど足元にも気を配ることが大切です。
お宮参りに祖父が洋装で参加する場合
スーツを着用する場合は、以下のポイントを押さえておきましょう。
| ジャケット | 黒・紺・グレーなど落ち着いた色を選ぶ |
|---|---|
| シャツ | 白や薄いブルーなど清潔感のある色がおすすめ |
| ネクタイ | 黒色は避け、シルバーや淡い色など祝い事にふさわしいものを |
| 革靴 | 黒か茶色のフォーマルな革靴、スニーカーはNG |
全体的に落ち着いた色合いでまとめつつ、ネクタイで華やかさを添えるとお祝いの場にふさわしい装いになります。
お宮参りに祖父が和装で参加する場合
和装を選ぶ場合は、地味すぎず目立ちすぎない淡色系の着物がおすすめです。
紋付き羽織袴が正式な装いですが、お宮参りではそこまで格式張らなくても問題ありません。落ち着いた色合いの着物に羽織を合わせれば、神社の雰囲気にもマッチします。ただし、高齢で体力的に不安がある場合は無理せず洋装を選ぶ方が安心です。
お宮参りに参加する祖母の服装の選び方
祖母の服装は、和装・洋装どちらでも問題ありませんが、ママの服装とのバランスを意識して選ぶと全体の統一感が出ます。ママが和装なら祖母も和装、洋装なら祖母も洋装にすると写真映えも良くなるでしょう。
また、両家の祖母同士で服装の格を揃えることも大切なポイントです。片方が訪問着で片方がカジュアルなワンピースでは、お互いに気まずい思いをしてしまいます。事前に「どのような服装で行くか」を両家で共有しておくと安心です。
お宮参りに祖母が洋装で参加する場合
祖母の洋装には、スーツやフォーマルなワンピースといった選択肢があります。
| 服装 | 人気の色 | 注意点 |
|---|---|---|
| スーツ | ベージュ、グレー、ネイビー | 全身暗い色は避け、コサージュなどで華やかさを添える |
| フォーマルワンピース | 淡いピンク、水色、クリーム色 | 派手すぎる色柄は控えて、膝が隠れる丈を選ぶ |
赤ちゃんを抱っこする可能性があるため、大きすぎるコサージュや揺れるアクセサリーは避けた方が安心です。
お宮参りに祖母が和装で参加する場合
祖母が和装を選ぶ場合は、赤ちゃんを抱っこする可能性も考慮して選びましょう。
色留袖や訪問着、上品な色無地などが適しています。赤ちゃんの祝い着の色に合わせた和装を選ぶと、写真映えも良く統一感が出ます。たとえば赤ちゃんが華やかな赤い祝い着なら、祖母は淡い藤色やクリーム色など控えめな色合いの着物を選ぶとバランスが取れます。帯留めなどの装飾品も、赤ちゃんに当たらないシンプルなものを選ぶと良いでしょう。
祖父母と一緒のお宮参り記念写真は写真館で残そう
親族が集まる機会となるお宮参りは、家族の集合写真を撮影するのにぴったりな機会です。
参加者の誰かがカメラを担当すると、その方が写真に入れなくなってしまいます。せっかく皆が統一感のある服装で集まっているお宮参りこそ、全員が揃った写真を残すチャンスです。プロのカメラマンに依頼すれば、照明や構図も整った美しい仕上がりになります。
写真館では赤ちゃんの祝い着レンタルや着付けサービスを提供しているところも多く、準備の負担を軽減できます。また、三世代が揃った写真は赤ちゃんが成長した後にかけがえのない宝物になります。祖父母にとっても孫との記念写真は何よりの贈り物になりますので、ぜひ検討してみてください。
まとめ
お宮参りは赤ちゃんの健やかな成長を願う大切な行事です。祖父母を呼ぶかどうかはご家庭の事情に合わせて自由に決められますので、無理のない形でお祝いしましょう。
赤ちゃんの誕生を祝う素敵な一日になるよう、ご家族で話し合いながら準備を進めてみてください。
記事のまとめ
- お宮参りに祖父母を呼ぶかどうかは各家庭の判断で決めてOK
- 祖父母が参加する場合は、写真撮影での抱っこや初穂料の奉納といった役割がある
- 服装は両家で格を揃え、事前に話し合っておくと安心

