十三参りのお祝いは渡す?お祝い金額の相場や包み方も解説
はじめに
十三参りとは、数え年13歳になった子どもの成長を祝い、虚空蔵菩薩にお参りする伝統行事です。京都発祥で関西を中心に行われてきましたが、近年は全国にも広まっています。
- 「13歳の『十三参り』って何をすればいい?」
- 「親戚の子が十三参りをするけど、お金を包むべき?」
このようなお悩みを持つ方は少なくありません。
本記事では、十三参りのお祝いの必要性や、金額の相場やマナー、おすすめプレゼントまで解説します。
十三参りでお祝いは必須?
十三参りは身内の行事であるため、親戚からお祝いを渡すことは必須ではありません。七五三のように親族が集まってお祝いするケースは少なく、基本的には両親と子どもだけでお参りする家庭がほとんどです。
ただし、「せっかくの節目だからお祝いの気持ちを伝えたい」という方もいらっしゃるでしょう。その場合は、以下の項目を参考にお祝い金や品物を贈ってみてはいかがでしょうか。
十三参りでお祝いを渡す場合のお祝い金額はいくらがおすすめ?
十三参りのお祝い金額は、3,000円から20,000円が相場です。その中でも一般的には10,000円を包む方が多く、迷ったら10,000円を目安にすると良いでしょう。
また、お祝い金額は、誰から渡すかで金額の目安が異なります。祖父母から孫へ贈る場合は10,000円から20,000円、叔父・叔母など親戚からは5,000円から10,000円程度が目安です。
金額を決める際は、4や9など縁起の悪い数字は避けるようにしましょう。
十三参りのお祝い金の包み方
十三参りのお祝い金を包む際は、ご祝儀袋の選び方に気を付けましょう。
まず、水引は「紅白の蝶結び」を選びます。蝶結びは何度でも結び直せることから、「何度あっても嬉しいお祝い事」に使われます。十三参りは子どもの成長を祝う行事なので、蝶結びがふさわしいです。
また、ご祝儀袋は熨斗(のし)付きのものを選びましょう。表書きには「十三参り御祝」や「祝十三参り」と書くのが一般的です。毛筆や筆ペンを使い、濃い墨で丁寧に書きましょう。
お金以外でもOK!十三参りにおすすめのお祝いの品
「現金だと味気ない」「何か形に残るものを贈りたい」という方には、品物を十三参りのお祝いにするのもおすすめです。基本的には、十三参りのお祝いは家族間で行われるものであるため、本来はお祝いは不要です。そのため、「現金だと少しやりすぎかな」と感じる方にも、品物は気持ちを伝えやすい手段ですね。
13歳といえば中学生になる年齢なので、少し大人っぽいアイテムを選ぶと喜ばれます。
男の子におすすめのお祝いの品
ザ・ノース・フェイス「シャトルウォレット」
軽くて丈夫なナイロン素材を使用した財布です。シンプルなデザインで中学生から大人まで長く使えます。通学やお出かけなど、毎日の生活で活躍するアイテムです。
カシオ「G-SHOCK」
耐衝撃構造で落としても壊れにくく、防水性能も高いため部活動でも安心して使えます。デザインも豊富で、男の子に人気の定番腕時計です。中学生になると、腕時計を付ける習慣ができる男の子もいるので、実用的な選択肢ですね。
パイロット「コクーン」
5,000円前後で購入でき、名入れ刻印にも対応しているため、特別な記念品になります。初めての万年筆としても書きやすく、大人への第一歩にぴったりです。当人の趣味が分からない場合には、文房具は無難な選択肢の一つです。
女の子におすすめのお祝いの品
ケイト・スペードニューヨーク「レナ スモール L-ジップ ウォレット」
手馴染みの良いペブルレザーを使用したおしゃれなミニ財布です。コンパクトながら収納力も備えており、大人っぽいデザインが中学生の女の子に人気です。お財布の色は、ピンク系の色味からブラックまで展開があるので、当人の雰囲気に合わせて選ぶことができます。
ジルスチュアート「リップバーム&ハンドクリームセット」
透明タイプのリップバームなので色が付かず、中学生でも学校に持っていきやすいのが魅力です。可愛いパッケージで、初めてのコスメデビューにもおすすめです。
カシオ「BABY-G フローラルダイヤル」
文字盤に花柄をあしらった可愛らしいデザインの腕時計です。見た目だけでなく、耐衝撃構造や10気圧防水など機能面も充実しており、部活動や日常使いに活躍します。
十三参りのお祝いまとめ
この記事では、十三参りのお祝いについて解説しました。十三参りのお祝いは、お子さんとご家族に気持ちを伝える機会の一つです。この記事を参考に、心温まる素敵な節目となるようなお祝いをしてあげましょう。
記事のまとめ
- 十三参りは身内の行事なので親戚からのお祝いは必須ではない
- お祝い金の相場は3,000円〜20,000円!迷ったら10,000円が安心
- 現金のお祝いだけでなく品物のギフトもおすすめ

