バースデーフォトをおしゃれに撮影したい!撮影方法やアイデアを紹介
はじめに
誕生日はお子さんにとっても家族にとっても1年に一度の特別な日です。お子さんにとってはプレゼントやケーキをもらえる日ではありますが、親御さんにとっては改めてわが子の成長を感じられる日でしょう。お子さんが1年間で成長した姿を、お子さんの宝物やバースデーケーキと一緒に写真に収めてみてはいかがでしょうか。
この記事では、バースデーフォトをおしゃれに撮影したい!という方に向け
- ・バースデーフォトの撮影方法
- ・小物や服装などのアイデア
- ・写真スタジオで撮影する場合のスタジオの選び方
などをご紹介します。ぜひバースデーフォトの撮影準備にお役立てください。
「バースデーフォト」とはどんな写真?
「バースデーフォト」とは、子どもの誕生日を記念して撮影する写真のことです。小学校に進学するまでの1歳〜5歳の間は、毎年バースデーフォトを撮影しているという家庭が多いです。普段はスマートフォンに写真や動画などの成長記録を残している家庭も、バースデーフォトはプリントして飾っておくのも良いでしょう。自宅を飾って撮影する家庭もあれば、テーマパークや旅行など出かけた先で撮影したり、写真スタジオでおしゃれな衣装を着て撮影したりと、ご家庭によって「バースデーフォト」の形はさまざまです。
バースデーフォトは家族みんなでの撮影もおすすめ!
バースデーフォトは、誕生日を迎えるお子さん本人はもちろん、同時に家族で記念写真を撮るのにもぴったりの機会です。小学生になると習い事やスポーツクラブが忙しくなり、なかなか家族全員がそろって写真を撮る機会も少なくなります。そのため、小学校に上がるまでの間は、「誕生日=家族で写真を撮る日」としてお子さんに覚えてもらうのもいいかもしれません。
いつ撮る?バースデーフォトの適切な撮影時期
バースデーフォトの撮影は、一般的には誕生日の前後1か月で行われるのが一般的です。
同時に家族写真を撮影するとなると、親御さんの休みが重なる日を選ぶことになるので、誕生日とは別日に撮影することをおすすめします。
誕生日より前にバースデーフォトを撮っておくと、
- ・誕生日当日は心置きなく出かけられる
- ・バースデーフォト撮影に使用した衣装や小物を誕生日当日に使える
- ・七五三を迎える年齢の場合、七五三の前撮りと一緒にバースデーフォトを撮影できる
といったメリットがあります
バースデーフォトの撮影におすすめなロケーション
バースデーフォトの撮影は、撮りたいイメージを決め、衣装や小物などを調達してから行うと良いでしょう。撮りたいイメージによっては室内だけでなく、公園など屋外で撮影するのもおすすめです。ここからはバースデーフォトの撮影におすすめのロケーションを紹介します。
おすすめなロケーション1:自宅
自宅でのバースデーフォト撮影は壁を利用して背景を作りこめたり、納得のいくまで何度も撮影できたりといったメリットがあります。天候に左右されないというのも利点です。
自宅でバースデーフォトを撮影するメリット
- ・好きな雰囲気を作りこめる
- ・天候に左右されずに撮影が可能
- ・納得がいくまで何度も撮影できる
- ・撮影に使った髪飾りなどの小物を誕生日当日に再利用できる
- ・慣れた環境での撮影で自然な笑顔が撮りやすい
おすすめなロケーション2:公園
天気が崩れる心配が少ない季節であれば、公園で撮影するのもおすすめです。衣装や小物を持参する必要はありますが、背景を作りこむ手間がなく、またシャボン玉など室内では使えない小物を使うことができます。
公園ででバースデーフォトを撮影するメリット
- ・自然光を利用した明るい写真が撮れる
- ・バースデーフォト撮影のついでに遊べる
- ・走ったり遊んだりといった自然な姿を撮影できる
- ・シャボン玉や水鉄砲など、室内では使えない小物を使用できる
- ・ペットを飼っている家庭は自然の中でペットと戯れる写真なども撮影可能
おすすめなロケーション3:海や花畑など季節のスポット
花畑や海は、自然光の中でより素敵な写真を撮るのにおすすめのスポットです。背景を作りこむ手間がないだけでなく、お子さんが生まれた季節を感じられる雰囲気で撮影できるため、より特別感のある写真が撮りやすいでしょう。
季節のスポットでバースデーフォトを撮影するメリット
- ・自然光を利用した明るい写真が撮れる
- ・夏生まれなら海、秋冬生まれなら紅葉、春生まれなら桜など、誕生月の雰囲気を出しやすい
- ・背景を作りこむなど、写真撮影の準備の負担が軽減される
- ・思い出に残る特別な写真が撮れる
おすすめなロケーション4:バースデー用のブースがある写真スタジオ
バースデーフォトの撮影プランがある写真スタジオは、お子さんの撮影に慣れていて、誕生日を演出する小物や衣装、撮影用背景なども豊富です。
季節のスポットでバースデーフォトを撮影するメリット
- ・作りこまれた雰囲気の中撮影できる
- ・ドレスやスーツといった衣装、それに合わせた小物をレンタルできる
- ・天候に左右されることが少ない
- ・カメラマンが子どもの撮影に慣れているので、笑顔を引き出してもらえる
おしゃれなバースデーフォトにするために注意すべきこと
おしゃれなバースデーフォトを撮影するには、気を付けるべき点が3点あります。スムーズに撮影するための注意点を詳しく解説していきます。
(1) バースデーフォトのイメージを事前に決めておく
どのようなイメージで写真を撮影するか、事前に撮影イメージを決めておくと準備をスムーズに進めることができます。SNSで「#バースデーフォト」や「#○歳誕生日」と検索するとバースデーフォトはもちろん、飾り付けや小物を紹介する投稿もたくさん出てくるので、参考にしてみるのもおすすめです。
おすすめイメージ1:シンプル
シンプルなイメージでの撮影は、モノクロカラーを中心に撮影すると雰囲気に統一感が出て、おしゃれな写真に仕上がります。
具体的には
- ・過去の写真をモノクロ印刷して背景一面に飾る
(シンプルながらも成長が感じられ、今現在の姿もより引き立つ背景を作ることができます) - ・ホワイト系の衣装でお子さんのピュアなイメージを際立たせる
(服装は真っ白のドレスやオフホワイトのワンピース、白いシャツとベストなどがおすすめです) - ・手形や足形など、その年齢の記録になるような小物を手作りする
といった演出で、おしゃれなバースデーフォトを撮ることができます。
おすすめイメージ2:ナチュラル
ナチュラルな雰囲気の撮影イメージの場合、くすみカラーなどの淡い色やアースカラーで統一すると、おしゃれに撮影できます。
ナチュラルなイメージで撮影する際は、
- ・お花や小物などに、お子さんの好きな色を取り入れる
- ・女の子であればワンピース、男の子であればシンプルな無地のTシャツなど、フォーマルすぎずカジュアルすぎない雰囲気で自然な笑顔を引き出す
- ・背景布や花飾りなどを手作りする
といった演出があると、オリジナリティのあふれるバースデーフォトを撮ることができるでしょう。
(2) 子どもが撮影を楽しめる撮影小物を用意する
バースデーフォトを撮影する場合は、撮影イメージや衣装に合わせて小物を用意することをおすすめします。服装がドレスであれば髪飾りを用意したり、お花畑や公園での撮影であれば事前に花冠を作ったりと、子どもが撮影を楽しめるようなアイテムを用意するとよいでしょう。
誕生日と別日にバースデーフォト撮影を行う場合はフェイクケーキを用意してみるのもアイデアの一つです。フェイクケーキとは、食べられない飾り用のケーキです。お子さんからリクエストされたバースデーケーキがキャラクターもので撮影イメージと合わないものであっても、写真用には別でメッセージ入りのフェイクケーキを用意しておけば安心です。
(3) バースデーフォトの撮影は複数人で行う
バースデーフォトの撮影は一人ではなく、複数人で行うと撮影が楽になります。背景の高さや小物の配置を調節したり、子どもの注意をカメラに向けて笑顔を引き出したりと、撮影係とは別に大人がいる方がスムーズに撮影が進みます。
大人目線で背景を作ると、実際にカメラを向けた時にフレームの中がスカスカとして、無駄な空間が生まれることがあります。一人がカメラを構えながら指示を出して、もう一人は背景や小物の配置を調整する、と役割分担をしておけば、よりイメージ通りの撮影ができるでしょう。
おしゃれに撮れるバースデーフォトアイデア集!
ここからはおしゃれなバースデーフォトを撮影するための、撮影イメージのアイディアを紹介します。
アイデア1:風船をメインにしたシンプルなバースデーフォト
風船をメインにしたバースデーフォトはシンプルですが、風船が好きなお子さんは多いので、撮影の際も笑顔を引き出しやすいでしょう。特に数字をかたどったバルーンは、お子さんの体くらいの大きさのものもあり、大きな風船と並ぶとお子さんのかわいらしさがより引き立ちます。
アイデア2:ナチュラルカラーのグッズで統一したバースデーフォト
ナチュラルカラーで統一されたバースデーフォトもおすすめの撮影イメージです。普段からナチュラルテイストの家具や服装を好む家庭であれば、お家にあるもので工夫して小物をそろえることが可能です。お花や風船を買い足し、フェイクケーキなどを飾れば、誕生日の特別感を演出できます。
アイデア3:お花の色を統一しておしゃれなバースデーフォト
花や小物の色を合わせ、服装もそれにリンクさせると統一感が出てバースデーフォトが一気におしゃれになります。その年齢の時にお子さんの好きな色に統一すると、写真を見返したときにその頃のお子さんのマイブームも思い出せるのでおすすめです。
アイデア4:公園やビーチで家族並んでカジュアルに撮影
家族で”リンクコーデ”をして、屋外でバースデーフォトを撮影するのも良いでしょう。「リンクコーデ」とは、色やテイスト、小物などをファッションの一部を統一して、完全なお揃いではなくてもさりげなくお揃い感を出すコーディネートのことです。家族みんなで服装の色味を揃える、全員がジーンズとTシャツに統一するといったシンプルなコーディネートがおすすめです。家族全員で写真を撮る場合はセルフタイマー撮影ができるよう、三脚を持参して、足場の良いところで撮影すると良いでしょう。
おしゃれなバースデーフォトにするためのおすすめ小物
バースデーフォトを撮る場所や撮影イメージが決まったら、イメージに合わせた小物の準備が必要です。バルーンやケーキなどの既製品のほか、撮影イメージに合わせて小物を手作りするのもおすすめです。ここからは小物のアイデアをご紹介します。
バースデーフォトにおすすめの小物1:バルーン
バースデーフォトは、バルーンがあると一気に華やかになります。何色かのバルーンが入った、色の組み合わせがかわいいセットや、すでに空気が入っているものなどもあり、飾り付けや色を選ぶセンスに不安があるという親御さんも、簡単にバースデーフォトの背景を彩ることができます。透明な風船の中にきらきらした紙吹雪が入ったもの、数字やアルファベットをかたどったバルーンなども、100円均一ショップや300円均一ショップ、通販サイトで調達することができます。
バースデーフォトにおすすめの小物2:ガーラント
「Happy Birthday」のメッセージが入ったガーラントはバースデーフォトを彩る小物の定番です。既製品はさまざまな色や柄のものがあり、撮影イメージに合わせたものも見つかりやすいでしょう。お子さんのこれまでの写真をチェキ風に印刷してリボンや紐に吊り下げるという”フォトガーラント”を作れば、よりオリジナリティーのあふれるバースデーフォトを撮影することができます。
バースデーフォトにおすすめの小物3:ベビークラウンや花冠
ベビークラウンや花冠は、まだ小さくて髪の毛が細く短く、ヘアアレンジができない年齢のお子さんでも、簡単におしゃれをすることができます。通販サイトやフリマサイトなどでも購入できますが、作り方の動画なども多く紹介されているので、名前を入れる、ベールを付けるなど、誕生日にわが子だけのオリジナルのベビークラウンを作ってみてはいかがでしょうか。花冠は小さなお子さんの髪飾りとしてはもちろん、花畑や公園など屋外でバースデーフォトを撮影する際の小物としてもおすすめです。
バースデーフォトにおすすめの小物4:バースデーケーキ
バースデーケーキは本物を用意してもフェイクケーキを用意しても、どちらの場合も素敵な写真を撮影することができます。お子さんのリクエストしたケーキとイメージしている写真の雰囲気が合わなくても、フェイクケーキがあれば撮影イメージを壊さずバースデーフォトを撮ることができます。本物のケーキがあるメリットは、やはりお子さんがケーキを食べて喜んでいる笑顔が撮れるという点です。誕生日当日にバースデーフォトを撮るという場合は、本物のケーキで撮影してみてはいかがでしょうか。
バースデーフォトにおすすめの小物5:子どもの手形や足形アート
お子さんの手形や足形といった、成長を感じられるアイテムと一緒にバースデーフォトを撮るのもおすすめです。生まれた直後の手形・足形がある場合は、比較するようにどちらも飾ると、より成長が感じられるでしょう。また生まれてからその日までの写真や、お子さんが描いたイラストなどを飾っても、手作りの温かみがあるバースデーフォトが撮影できます。
バースデーフォトにおすすめの小物6:タペストリーや黒板
タペストリーや黒板も、バースデーフォトの小物として定番のアイテムです。黒板にはお祝いメッセージのほか、誕生日の日付やその時の身長・体重などを入れて成長を記録しておくという方法もあります。誕生日のメッセージ入りタペストリーは、既製品でイメージに合うものが見つからない場合、手作りできるアイテムの一つです。
好きなメッセージ入り手作りタペストリーの作り方
▽好きなメッセージを入れたタペストリーを手作りするのに用意するもの
- ・100円均一などにもある薄手の端切れ
- ・布用マジックペン
- ・お絵描きアプリ(もしくはカメラアプリの作成機能)
(1)タペストリーに転記するメッセージを作成する
カメラアプリの作成モードや、お絵描きアプリを使い、好きなメッセージを作成します。この時、大きな用紙にプリントすることを想定して、文字の配置を決めると良いでしょう。作ったメッセージは薄い端切れを重ねてマジックでなぞるのに使用します。そのため、メッセージを作成するときには布を重ねた時に見やすい黒色の文字で作成するとよいでしょう。
(2)作成したメッセージを印刷する
(1)で作成したメッセージをカメラロールに保存し、保存したメッセージをコンビニ印刷が可能なプリントアプリに登録します。登録したメッセージは、飾ったときに見やすいよう、B4やA3といった少し大きめのサイズで印刷しておくのがおすすめです。
(3)メッセージを端切れに転記する
印刷したメッセージの上に、薄手の端切れを重ね、布用のマジックペンで文字をなぞります。
(4)(3)で作成したメッセージをそのまま壁に貼り付けるのもかわいいですが、レースや花などで飾り付けすると、タペストリーとしてより華やかになります。
バースデーフォトにおすすめの小物7:花の飾り
屋内、屋外問わず用意しておくと良いのが花の飾りです。生花の花束をお子さんに持たせたり、ペーパーフラワーの花冠や髪飾りなど、さまざまな用途で使用しやすいでしょう。またお子さんの好きな色を取り入れやすいのも花の飾りの特徴です。
【年齢別】バースデーフォトにおすすめの服装
ここからはバースデーフォトの撮影でおすすめの服装を、
- ・0歳
- ・1〜3歳
- ・4〜5歳
と、年齢別に紹介していきます。
【0歳】のバースデーフォトにおすすめの服装
乳児の場合は、寝転がったままの姿勢で撮影できる服装がおすすめです。ベビークラウンや花冠を付けるなど、パパやママがかわいいと思う服装と小物でバースデーフォトを撮影してみましょう。
(1)おむつ一枚ショット
生まれてから100日目、ハーフバースデーなど、0歳のうちに撮影するアニバーサリーフォトは、おむつ1枚ショットもおすすめです。おむつを穿いている期間は限られているため、赤ちゃんならではの写真が撮れるでしょう。
(2)天使の羽やヘアバンド
天使の羽やヘアバンドを付けての撮影も、かわいらしい写真を撮ることができます。天使の羽はおむつ姿に背負っても、ベビードレスやロンパースの上から背負ってもどちらもかわいいです。天使の輪の代わりとして、ヘアバンドを付けてみても良いでしょう。
(3)動物やキャラクターの着ぐるみ
うさぎやクマといった動物や、キャラクターものの着ぐるみを着ても、素敵なバースデーフォトを撮ることができます。服装はもちろん、耳を付けたり被り物を被ったりしても良いでしょう。
【1~3歳】のバースデーフォトにおすすめの服装
3歳までの子は、まだママやパパが着てほしい服装をしてくれるお子さんが多いため、着せてみたい服装がある場合はチャレンジしてみるのもおすすめです。
(1)タキシードやワンピース
男の子ならタキシード、女の子であればワンピースやベビードレスで撮影してみてはいかがでしょうか。自分で座って姿勢を保てる年齢であれば、ワンピースやタキシードもかわいらしく着こなせるでしょう。
(2)ナチュラルカラーの服
バースデーフォトの撮影で近年人気なのが、ナチュラルカラーの服装です。特にアースカラーはおしゃれな雰囲気の写真が撮れるのでおすすめです。アースカラーとは、植物や大地の色など、地球にある自然のものを想起させる落ち着いて深みのある色です。
具体的にはブラウンやベージュ、オリーブ、カーキ、ディープブルー、ダスティピンクなどが挙げられます。
【4〜5歳】のバースデーフォトにおすすめの服装
4歳、5歳くらいの年齢は、好きなキャラクターや色など好みが明確になってくる時期です。そのためバースデーフォトを撮る際には、お子さんの趣向を尊重して服装を選ぶことをおすすめします。
(1)白Tシャツとズボンで家族リンクコーデ
白いTシャツと、チノパンやジーンズというシンプルなコーディネートはカジュアルですが、家族でリンクコーデをする際には合わせやすいでしょう。お子さんのバースデーフォトを撮るのと同時に、家族写真を撮る予定がある場合はおすすめの服装です。
(2)お姫様ドレス
4〜5歳の女の子のバースデーフォトでおすすめなのが、お姫様ドレスを着用しての撮影です。憧れのお姫様の服装で、それに合わせたヘアアレンジをして写真を撮れば、お子さんの喜ぶ顔を写真に収められるでしょう。またお子さんの希望でテーマパークに行く予定があるのであれば、バースデーフォトのために用意したドレスを再度使うことができます。
バースデーフォトを撮影する方法
ここからはバースデーフォトをどのように撮影すればよいか、具体的な方法を3つ解説します。
撮影方法1:家族でバースデーフォトをセルフ撮影する
パパ・ママの休みが重なる日にバースデーフォトを撮影するのであれば、家族でバースデーフォトを撮ることをおすすめします。一人がカメラの位置を決めて撮影する係、もう一人が撮影係の指示を聞きながら背景や小物の位置を調整したり、お子さんの目線をカメラに向けるために注意をひきつけたりと、2人以上の大人が協力すると撮影がスムーズです。
家族でバースデーフォトをセルフ撮影するメリット
- ・手作りでバースデーフォトを撮る場合、撮影係と準備係とに分かれてスムーズに撮影できる
- ・納得がいくまで何度も撮り直すことができる
- ・撮影当日の天気が悪くても、家族の都合のつく日に撮影をずらすことができる
- ・子どものバースデーフォトと同時に家族で記念写真を撮ることができる
家族でバースデーフォトをセルフ撮影するデメリット
- ・背景や小物、衣装などの全ての準備・片付けを自分たちで行う必要がある
- ・きょうだいがいる場合、主役の子の撮影中に飽きてしまう場合がある
家族でバースデーフォトをセルフ撮影する料金相場
一般的には5,000円〜10,000円ほどで撮影が可能です。
撮影自体にかかる費用はありません。しかしながら、衣装や小物、背景を用意するのにお金がかかります。また屋外での撮影で、入園料の必要な施設であれば家族分の費用が掛かります。
お姫様風ドレスやキャラクターの着ぐるみは、通販サイトやフリマアプリで2,000円〜6,000円ほどで購入可能です。お花や髪飾り、小物はどのような雰囲気で撮影するかによってかかる費用は変動します。
撮影方法2:出張カメラマンにバースデーフォトを撮影してもらう
2つ目に紹介するバースデーフォトの撮影方法は、出張カメラマンに依頼するという方法です。自宅や屋外など、好きな場所にカメラマンを呼び、おしゃれなバースデーフォトを撮ることができます。
出張カメラマンにバースデーフォトを撮影してもらうメリット
- ・プロのカメラマンが撮影するので雰囲気のある、おしゃれな写真が撮れる
- ・自然な家族写真を撮ってもらえる(セルフタイマー撮影する必要がない)
- ・きょうだいがいる場合、主役の子の撮影中は親御さんがきょうだいの面倒を見ていられる
出張カメラマンにバースデーフォトを撮影してもらうデメリット
- ・子どもの撮影に慣れている・慣れていない/小物貸し出しやヘアセットの有無などが、カメラマンによってまちまち
- ・自宅撮影よりも撮影費用が掛かる
- ・衣装や小物のレンタル、ヘアメイクは自分で準備する必要がある
出張カメラマンにバースデーフォトを撮影してもらう料金相場
出張カメラマンに撮影してもらう場合、スタンダードなプランで依頼すると、一般的には20,000〜30,000円ほどかかります。ここには、衣装代や小物代は含まれていないため、プラスで10,000〜15,000円ほどを見積もっておくと安心です。
撮影方法3:写真スタジオでバースデーフォトを撮影する
最後に紹介するのが、写真スタジオでバースデーフォトを撮るという方法です。撮影費用は掛かりますが、小物や背景を自分で用意する手間がなく、衣装をレンタルすることもできます。
写真スタジオでバースデーフォトを撮影するメリット
- ・背景や小物などを自分たちで用意しなくてもよい
- ・衣装のレンタル、ヘアメイクをお願いできる
- ・プロのカメラマンに自然な笑顔を引き出してもらえる
- ・きょうだいがいる場合、主役の子の撮影中は親御さんがきょうだいの面倒を見ていられる
写真スタジオでバースデーフォトを撮影するデメリット
- ・費用が高い
- ・気に入る衣装や小物がなければ、自分たちで用意する必要がある
写真スタジオでバースデーフォトを撮影する料金相場
写真スタジオでバースデーフォトを撮影する場合、一般的には30,000〜50,000円ほどの金額がかかりますが、多くの場合衣装のレンタル代やヘアメイク代まで含まれています。
バースデーフォトの撮影におすすめな写真スタジオの選び方
バースデーフォトを撮影する場合、料金やサービス、立地など、重視する点はご家庭によってさまざまかと思います。ここからは写真スタジオの特徴を挙げていきますので、写真スタジオ選びの参考にしてください。
おすすめ写真館の特徴1:スタジオのタイプが自分に合う
写真スタジオには
- ・大手スタジオ
- ・商業施設内のスタジオ
- ・ハウススタジオ
と大きく分けて3つのタイプがあります。
- 「大きな撮影ブースに子どもが緊張して、理想の写真が撮れなかった」
- 「準備の時間が長くて子どもが疲れてしまった」
といったことがないよう、理想にマッチする写真スタジオを選ぶことが重要です。
◯大手スタジオで撮影するメリット
- ・全国的にチェーン展開をしているスタジオが多く、家から近い場所で撮影できるため移動時間が取られない
- ・子どもの撮影や家族写真の撮影に慣れている
- ・カメラマンのほかに、子どもの気分を上げてくれるコーディネーターがいることが多い
- ・撮影枚数が多く、また複数パターンの衣装で撮影できる
- ・衣装選びから着替え、ヘアセットまで、スタジオ内で全てを完結できる
◯商業施設内スタジオで撮影するメリット
- ・子どもの撮影に慣れている
- ・カメラマンのほかに、子どもの気分を上げてくれるコーディネーターがいることが多い
- ・商業施設内にはフードコートや遊び場などがあるので、撮影で疲れても安心
- ・主役の子の撮影中、きょうだいの子も飽きずに待つことができる
◯ハウススタジオで撮影するメリット
- ・家にいるような雰囲気で、アットホームな写真を撮ることができる
- ・和風、洋館、ナチュラルな雰囲気など、空間が作りこまれているスタジオが多い
- ・撮影に使用できる空間が多く、撮影場所を変えてさまざまな雰囲気で写真が撮れる
- ・ライトとは違う、自然光を利用したナチュラルな写真が撮りやすい
おすすめ写真館の特徴2:プランから費用がわかりやすい
写真スタジオでバースデーフォトプランは、複数の撮影プランがある場合が多いです。
- ・撮影だけのシンプルなプラン
- ・衣装やヘアセットが付帯されたスタンダードプラン
- ・カット数や使用できる小物がグレードアップするリッチなプラン
などがあり、プランによって金額が異なります。アルバムに残すか、データのみの受け取りにするかによっても金額が変動します。そのため、基本のプランとオプションを事前にチェックし、かかる費用が明朗なスタジオで撮影するのがおすすめです。
おすすめ写真館の特徴3:衣装が豊富にありレンタルできる
スタジオアリスやスタジオマリオのような大手スタジオや商業施設内のスタジオの場合、バースデーフォト撮影の実績が多い分、レンタルできる衣装の数が豊富です。お姫様風のドレスやスーツ、和装なども取り扱いがあり、理想の衣装が見つかりやすいでしょう。
おすすめ写真館の特徴4:親やきょうだいと一緒に撮影できる
バースデーフォトを両親やきょうだいと一緒に撮ることができる写真スタジオも多くあります。自宅で写真撮影をする場合、家族写真を撮るとなるとセルフタイマーでバタバタとしてしまいますが、写真スタジオではプロのカメラマンに素敵な家族写真を撮影してもらえます。
おすすめ写真館の特徴5:受け取れる商品の融通が利く
- ・撮影データをアルバムにする
- ・データのみ購入する
- ・アルバムとデータの両方を購入する
など、受け取れる商品の融通が利くのも写真スタジオで撮影するメリットです。
撮影プランを選ぶ際は衣装レンタルやヘアセットの有無だけでなく、受け取りたい商品が含まれているかどうか、確認しておくと良いでしょう。
おすすめ写真館の特徴6:立地駐車場やアクセスが良い
バースデーフォトの撮影中は楽しそうでも、いつもと違う環境、服装での撮影は体力を消耗します。そのため、自宅からアクセスがしやすい写真スタジオでの撮影もおすすめです。
商業施設内のスタジオは、施設に大きな駐車場が併設されている場合が多いため、車でアクセスしやすいというメリットがあります。車がないご家庭は、駅から徒歩でアクセスしやすい写真スタジオを選ぶことをおすすめします。
おすすめ写真館の特徴7:実際のクチコミや評判が良い
スタジオのホームページには利用者の声が載っている場合があります。またGoogle検索結果に表示されるマップには、その施設のクチコミが記載されています。「バースデーフォトは評判がいい写真スタジオで撮りたい!」と考えている親御さんは、実際にバースデーフォトを撮った方の声を、スタジオ選びの参考にしてみてはいかがでしょうか。
バースデーフォトにおすすめのフォトスタジオ
写真スタジオでは、プロのカメラマンに素敵なバースデーフォトを撮ってもらうことができます。背景や小物、衣装も用意されていて、プランによってはヘアメイクもサービスとして付帯されていたり、2パターン以上の衣装で撮影したりすることもできます。七五三の前撮りと一緒にバースデーフォトを撮れるプランを設けている写真スタジオもあります。
またハウススタジオであれば、ナチュラルな雰囲気の撮影に向いています。かしこまりすぎないアットホームなバースデーフォトを検討している場合は、ハウススタジオでの撮影もおすすめです。
◯大手スタジオでバースデーフォトにおすすめのフォトスタジオ【ハピリィフォトスタジオ】
ハピリィフォトスタジオは、一都三県のほか、茨城県、愛知県、大阪府にも店舗を構える大手写真スタジオです。バースデーフォトのほかにも、
- ・お宮参り
- ・お食い初め
- ・七五三
- ・入園・入学写真
など、お子さんのライフイベントに合わせたさまざまな撮影プランがあるのが特徴です。
子どもの写真撮影の実績が豊富で、衣装レンタルやヘアセットなどサービスも充実しています。「家族写真の追加料金がない」という点もおすすめポイントです。
【バースデーフォトプラン詳細】
洋装データプラン | 洋装アルバムプラン | |
---|---|---|
料金(目安) | 17,490円(税込)~ 土日祝日は24,090円(税込)~ 時期により変動 |
22,990円(税込)~ 土日祝日は29,590円(税込)~ 時期により変動 |
商品 | データ納品 | データ+アルバム |
カット数 | 50カット | 50カット |
ヘアメイク | 無料(プランに含む) | 無料(プランに含む) |
おおよその所要時間 | 約2時間 | 約2時間 |
料金やサービス内容は2024年2月現在のものです。
撮影料金は時期により変動するため、事前にホームページで確認しておくことをおすすめします。七五三の写真を同時に撮影することもできますが、その場合は別途着付け料金がかかります(6,050円〜)。
◯商業施設内でバースデーフォトにおすすめのフォトスタジオ【スタジオアリス】
スタジオアリスは全国にチェーン展開している写真スタジオで、その多くが商業施設内にあります。商業施設内や、最寄り駅・バス停からほど近い場所に店舗を構えていて、アクセスしやすいという点が魅力の一つです。
撮影プランには
- ・ディズニーキャラクター撮影
- ・ポケモン撮影
- ・スーパーマリオ撮影
といった、キャラクターやプリンセスになりきって撮影できるプランがあります。スタジオアリスのバースデーフォトは、受け取る商品を選べるというのも、おすすめポイントです。
【バースデーフォトプラン詳細】
シンプル | スタンダード | スペシャル | |
---|---|---|---|
料金(目安) | 32,780円(税込) | 42,000円(税込) | 59,000円(税込) |
商品 | 2点(※1) | 5点(※1)+注文画像データ | 6点(※1)+注文画像全データ |
カット数 | 購入商品により異なる | 購入商品により異なる | 購入商品により異なる |
ヘアメイク | 無料(プランに含む) | 無料(プランに含む) | 無料(プランに含む) |
おおよその所要時間 | 約2時間 | 約2時間 | 約2時間 |
料金やサービス内容は2024年2月現在のものです。
※1:シンプルプランでは下記、①・②の中から1点、(A)・(B)の中から2点の商品を選ぶことができます。
- ①マイフォトコレクションスマイル(写真台紙)(2ページ3カット+表紙2カット)
- ②アルバム用プリント4ポーズ
- (A)フォトジャケット
- (B)ジョイントパネル
スタンダードプラン、スペシャルプランでは必ず付いてくる商品や、選べる商品が増えるほか、撮影画像をデータで受け取ることもできます(注文画像データ)。
◯ハウススタジオでバースデーフォトにおすすめのフォトスタジオ【こども写真館プレシュスタジオ】
こども写真館プレシュスタジオはハウススタジオ撮影におすすめの写真スタジオです。自然光が入るスタジオは、ナチュラルなイメージの撮影にぴったりです。時間制で貸し切り撮影を行うため、ほかのご家族の声や準備の音なども気になりにくいでしょう。
撮影料金の中にヘアセット、2着分の衣装レンタル代が含まれているため、
- 「親御さんが着せたい衣装とお子さんが気に入った衣装で撮影したい」
- 「お子さんが2着の衣装で迷っている」
という場合も、心置きなく衣装を選ぶことができます。
【バースデーフォトプラン詳細】
フォトフレームプラン | 写真台紙プラン | フォトアルバムプラン | |
---|---|---|---|
料金(目安) | 50,600円(税込)+撮影料金1,000円~(※1) | 53,240円(税込)+撮影料金1,000円~(※1) | 56,000円(税込)+撮影料金1,000円~(※1) |
商品 | フォトフレーム1枚+データ70カット | 2〜3カット掲載可能な2面台紙+データ70カット | 20Pのシンプルなデザインのフォトアルバム+データ70カット |
カット数 | 70カット | 70カット | 70カット |
ヘアメイク | 無料(プランに含む) | 無料(プランに含む) | 無料(プランに含む) |
おおよその所要時間 | 1.5~2.5時間 | 1.5~2.5時間 | 1.5~2.5時間 |
料金やサービス内容は2024年2月現在のものです。
※1:撮影料金は、平日と土日祝日とでは料金が異なります。また月によっても異なるため、撮影したいおおよその時期を決めたら、事前にホームページや電話等で確認することをおすすめします。
完全予約制で飛び込みでの撮影はできないため、撮影を希望する日が決まったら早めに予約をしておくとよいでしょう。
バースデーフォトのまとめ
この記事ではおしゃれなバースデーフォトを撮影するためのアイデアや、用意するもの、撮影にかかる費用などを詳しく解説しました。おしゃれで素敵なバースデーフォトを撮影するのに、ぜひお役立てください。